ハルノの日々の話

「お題」と詩と日々の話

手当たり次第に褒めていこう

シンプル

最近感謝したもの

 

接着剤

にんにく

鰹節

安全ピン

バスタオル

あらびき胡椒

などなどなど

 

いい仕事をしてくれた!と思ったら

「ナイス!接着剤!」

「ナイス!あらびき胡椒!」

と褒めていく

命あろうがなかろうが

すべてのものを

褒めていく

 

日常的に言ってると

自然と友達にも言いたくなる

「ナイス!まりちゃん」

「ナイス!こうちゃん」

 

気が付くとわたしがこういいたくなる時は

ああ、スタンドに入ってしまった!と思ったボールを外野が取ってくれたような

サッカーでゴール前、とびきりのアシストが来た時のような

そんな気分で

たくさん言ってたらなんだか気分が良くなっていく

 

思えば

例の「アレ」も

たくさんの「ナイス!」の集合体だった

 

今年

気に入ってわたしがたくさん使ってたのは

ナイス!です

 

 

今週のお題「マイ流行語」

自分で自分がわかってる人ってどれぐらいいるのでしょう?

ズレ

わたしの人生はいつも少しだけズレていた

 

泳ぐのが好きではなくて息継ぎゼロで25メートル死に物狂いで泳いだら

1位になって決勝戦をさせられた

 

絵を描く方が好きで平面デザインの授業が楽しかったのに

立体デザインのコンペで表彰された

 

イラストレーターになりたいな、と絵を投稿した雑誌に同時に詩を投稿したら

詩の方が5回も掲載された

 

すごく気に入って買ったコートが

酷評された

 

この子となら大丈夫と思ってルームシェアした女友達に

結構な激しさでののしられて解散した

 

猫が大好きなのに

猫アレルギーで

 

チャイが大好きなのに

チャイを飲んだら気持ち悪くなる

 

 

そして人生半分過ぎて

今、夫と

私にそっくりな猫と

夫にそっくりな猫とで

なんだかんだ穏やかな日々を送っている

 

ああそうか

ここに来るまでのいろんな<ズレ>は

人生の後半を整えるために必要な整体の途中だったのかもしれない

 

今、自分の人生で何かがズレてると思う人がいたら

ちょっと待ってみるといいよって

教えてあげたい

 

飲み物が自由に選べる人はそれだけで幸せだ

眠れないから

眠るのが下手です

本当はカフェオレを飲みたいのです

 

もっと本当を言えば

 

緑茶が大好きなのです

 

鯛焼きと一緒に飲む緑茶が

この上なく至福なのです

でも眠れないから

 

「よく眠れる」と言われるホットミルクと

「眠れない」と言われるコーヒーを

半分半分混ぜたら相殺するかな?とか

つまらないことを考えて カフェオレで手を打つのです

 

もっというと

コーヒーも実はそれほど得意ではありません

なのでキャラメルとかバニラとかなんとか変わった香りをつけて

<コーヒーが飲める人>のふりをします

カフェインレスな時だってしょっちゅうです

 

何も考えずに好きなものを飲めるあなたは

それだけで幸せです

 

今日もわたしは妥協だらけの

でも

わたしにちょうどいいカフェオレを

それなりに楽しんで飲むのです

 

 

 

※このブログはアフェリエイトを含みます

 

今週のお題「最近飲んでいるもの」

本日は絶不調なり

本日は絶不調

考え事をしてはならぬ

計画を立ててはならぬ

不満を思い出してはならぬ

タスクを見直してはならぬ

人生を振り返ってはならぬ

 

どうせろくな感情は湧いてこない

 

 

 

ただなんとなくだらだらと普段は見ない動画を見る

悲し気な犬や猫が保護されて幸せになったり

片づけられない部屋がきれいになったり

高校野球の名場面を見たり

 

おすすめに上がってくる動画を適当に見ていたら行きついた

甲子園球場の大爆音の応援歌だけの動画を見て

ワタシが応援されてる気になって

 

明日元気になったら頑張ろう

 

今日という日を受け流す

 

 

 

 

 

 

 

今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」

読まなくていいものを読んでいる私

読んでいる

 

行間を

読んでいる

 

キモチと

そこに流れた風と香りと時間を

 

 

人の心を

読んでいる

 

言いたかったのに

指の間からハラリとこぼれただろう

その思いを

 

 

空気を

読んでいる

 

今日をさらりと終えるために

明日にも続く何かのために

 

 

読まなくていいものを

日々わたしは読んでいる

何事も拗らさず時をやり過ごしせた自分をほめながら

残る疲れをいやすために

 

少しの時間

大好きな画集を開いて

 

紅茶を淹れる

 

 

 

今週のお題「最近読んでるもの」

 

隣組、やめました

隣組やめました。

 

隣組

10件前後の家ごとに組まれる組で、戦争中に生まれた自治組織。

大きな自治会のさらに細分化されたグループ。

うちの場合、今はただ回覧板を回して年に数回、寄付等を集めるだけのもの。

「寄付」なのにその年の当番の組長が家を回らなくてはいけないから集める方も集められる方もモヤモヤ。

 

やめたいなぁ~と思いつつ様子見してたけど、毎年組長をする人が減っていき、さすがに組長の数が半分を切ったところで、おいおいどうなってる?と動いてみた。

いなくなるのではなく辞退。とうとう10数件あるのに組長できる家は半分以下に。それ以外でなんとなく残っている家は数件。

高齢者が多いし、みんな足腰も悪い。

若い世代は日中みな仕事。だれも悪くはないのだけど。

減れば減るほどやめづらくなるので思い切って一度、残ってる人の本音を聞いてみることに。

そしたら、何件もの方が「いいタイミングだからやめたらいい。前々から思ってた」と。

区の職員さんも事情はどこも一緒でよくわかっていらっしゃる。

今の時代、もう無理強いしてはいけないことも。

ただ、運営が続く限り自治会費は集めたいから、形はどうであれ協力してくれる人を一人でも残したい。

 

ということでやめました。

市は「自治会には入っておきましょう」と案内するのでみなさん各自で自治会費を納めに行き、引き続き在籍中。区の職員もうれしい。これでスッキリ。

 

今回のことでそもそも気づいたらうちの組を示す<組長札>には番号がついていない。

昔ながらの村には「第12組」とか書いてあるのに?

隣の区の(区といっても田舎の分け方の区です。都会ではありません。)先輩に聞くと

「私の家のある住宅地も番号ついてないよ。どうも、昔の村の方たちから見たら後で建った住宅群はどうでもいいらしいよ?番号がついているのはそれ以上前の古い村だけみたい。だから私たちのところも数年前に組で相談して『全部各自でしましょ』って落ち着いたよ。」

と。”あとから建った”と言っても彼女も私も住んでいるのは築50年前後。

え、昭和40年代からもうどっちでもよかったの?(笑)なあんだ!早く言っておくれ。これで気が楽だ。

 

道の草刈りはシルバー人材センターがたまにきてやってくれているし、定期清掃もない。回覧板の内容は毎回同じで、全く同じお知らせが市報に挟まれてポストに入る。

組であることに何の特別感もない。

 

解体してみたら、

意外と仲良し同志で声を掛け合い自治会費を持って行ってあげたり、

本当にすべてを辞退したい忙しいシングルマザーがやっと抜けられたり

今回のことで話をゆっくりした分、世間話もしやすくなって

いい事ばっかりやん。

今までなんだったんだ?と思う。

人によっては高齢者になって組長を辞退しているのが申し訳なくて、なんてことない話もちょっとしづらかったみたい。

 

どこも同じ事情ではないけれど。

「やりづらいこと言い出してくれてありがとう」と感謝された。

良いご近所さん達で助かった。

 

 

 

 

お題「思い切ってやめてみた事」

 

「とろろ」とついたメニューがあると絶対選ぶと思われている私


「とろろ」

 

なんて素敵なその響き

とがったこちらの心までも骨抜きにされるではないか

 

なんの味もしないけど

お米にマグロにそば、うどん

まとわりついて絡みついて

まったくの別料理にすらさせている

 

時には主役にしてあげたいので

ただそれだけをかき込んで

歯ごたえがうれしくて

無駄にシャキシャキ噛んでみる

 

もうこれは私の中の

ベスト“バイプレイヤー”で

最優秀助演賞を何年でも連続であげたいくらい

 

ーたまに珍しく主役を張ったりしたなら

周囲は一瞬戸惑うけれど

それでもその存在感

優秀主演俳優にも名を連ね ちょっと落ち着かない様子で照れながら

壇上に上がったりするのだろうー

 

 

 

効能を調べたら

「疲れた胃を助ける」とあるではないか

体はよく<自分>を知っている

そうだ私の胃は疲れている

結構なわりあいで大概疲れている

 

そうだったのか

知らない間に自分が君を求めていたのか

妙に納得していつもより丁寧に

とろろをすりおろす

 

ありがとう

今日も胃が喜んでいる